じゃばら栽培の一年

じゃばら畑 当初1戸から始まったじゃばら農家は、平成22年には13戸、関連従事者は40人に増え、現在9haの農園で、8000本が植栽。
元々、北山村の気候は温暖多雨で年平均気温が15.2度、海岸部に比べ寒暖の差が大きく、地勢気候上から生食用普通柑橘類(みかんやレモンなど)の栽培には適地とはされていませんでした。

しかし、じゃばらは北山村のような冬季気温が低い山間地によく育つ特性があることが研究で判明し、柑橘系でありながら寒さに強いという独特の性質が村の気候、環境にフィット。

日本唯一の飛び地村といういわばオンリーワンの地域ゆえ、日本で唯一この品種が自生、定着できたといっても過言ではないのです。

じゃばらの成長日誌カレンダー

2月 原木の剪定
4月 農園の草刈
5月 開花
6月 結実
7月 除草・草刈
8月~9月 果実肥大
11月上旬~ 収穫・搾汁
12月~2月 加工・出荷

じゃばら生産者の皆さん