じゃばらの販売実績

じゃばらの販売実績

今や引く手あまたの「じゃばら」。何も栽培が始まった当初から売り上げが順調だった訳ではありません。

昭和57年、村内3区画に農園(8ha)を確保しパイロット事業をスタート。61年には集出荷施設を新設するなど生産環境は確実に進化したものの、やはり知名度のなさによる販路の狭さがネックに。収穫量が60tを越えた昭和63年、平成元年には、商品の余剰在庫を抱える問題もあり、平成3年から11年までは生産調整するほどの苦難の時代を乗り越えてきたのです。

急カーブを迎えることとなったWeb事業への進出

これまでは村内の販売や近隣への卸販売を中心に行なっていたのですが、交通の便の悪い「飛び地村」ゆえのPR不足、不便さが最大のネックになっていたことは事実。
この不便さを解消する方法として、村が着目したのが流通ルート不要で直接販売ができるインターネットショッピングモールへの参画だったのです。

じゃばら村センターの直販サイトが開設されたのは平成13年。
様々なキャンペーンで着々と噂が広まり、その3年前までは売れ残っていたじゃばらが、平成14年の2月から爆発的に売れ始め、4月には事業始まって以来初めての完売を記録。そして14年、15年秋収穫分に至っては、お客様の問い合わせが殺到したことで11月の収穫を前に10月1日から予約受付を開始し、果実、果汁共に数日で完売するという偉業を達成することとなりました。

この年年間売り上げ1億円を突破。
ネット通販の大手「楽天市場」へ出店するやいなやオープン3ヶ月でアクセス数52万PVを記録し、2009年3月12日分の楽天市場デイリーランキングではじゃばら村センターの「じゃばら果汁360ml」がなんと名だたる商品をおさえ、堂々の一位に。
全国区の称号を得たことで、さらなる発展を予感することなったのです。
そのため、果汁や果実だけでなく、様々な加工品にもチャレンジ。
現在は多くのじゃばらアイテムが登場したことで、売り上げ3、4臆円を目指し、現在も楽天市場など有名通販サイトでPRを継続しています。