かわねちゃんの1日


長女 / 北山川音(かわね)(7歳)

新宮生まれ。5歳の時に北山村に引っ越してきた。
北山家で一番に、村の生活やきたやま保育所に馴染み、今ではすっかりきたやまっ子!
明るい性格でみんなから‘かわねちゃん’と呼ばれています。
弟のげんくんの面倒もよく見るいいお姉ちゃんです。

朝

おはよう!いってきます

お父さんと一緒に6時に起き、学校の準備や朝ごはん。
7時15分にスクールバスに乗り小学校に向かいます。
先生はみんな優しく丁寧に向き合ってくれるので、かわねは学校が大好きです。
今日は週1回の英語の授業の日。アイルランド出身の先生が村の保育園から中学生までの英語をすべて担当していて、子ども達にも大人気です。


昼

みんなそろっていただきまーす!

もう一つの楽しみが給食の時間。北山村は小学校から中学校まで給食があり、
先生も子どもたちも、みんなランチルームに揃って一緒にいただきます。
あたたかく、とてもおいしいのでかわねも給食が大好き!
食べ終わると残りの昼休みはチャイムが鳴るまで校庭で一輪車の練習です。
身軽なかわねは一輪車が得意で、新しい技の練習に夢中です。

みなみ先生「かわねちゃん、凄いね!一輪車もうスピンできるようになったんやね!」
かわね「先生、このスピン、5回転できたら2級の技なんですよ!3回まで時々回れるようになったんですけど難しい!」
みなみ先生「かわねちゃん、がんばってね!」


みなみ先生

北山村に来て30年になる。休みの日はドライブで遠出したりするアクティブで多趣味な先生。


夕方〜夜

ただいま!帰ったよ~

16時半 スクールバスで帰ってきます。お母さんとげんくんが家の前で近所のおばちゃんと立ち話。
「ただいま~!」「おかえりなさい!かわねちゃん、おばちゃんの作っためはり食べるかい?」
「うん、おばちゃんのめはり、大好きやで~!」 村ではそれぞれの家庭でめはりをつくっており、それぞれの家庭の自慢のめはりが、北山村の名物です。

※本誌に登場する「北山家」は架空の家族です。 ※ここに登場する村の人々は実在の村人をモデルとしており、北山村での暮らしの中のエピソードに基づいて作成した物語です。

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