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北山川観光筏下り
水とともに生き、暮らしてきた北山の人々にとって、北山川はかけがえのない存在である。伐採した木材を、新宮へ運ぶ手段として始まった筏流しは、600年もの歴史を持つ。北山村の筏が特に有名となったのは、その櫂さばきのみごとさである。北山川は、淵と瀬の連続した急流と荒瀬が多く、そこを櫂と梶を交互に使って木材を傷つけずに下す勇壮さは、まさに北山村筏師の本領であった。しかし、昭和40年代にはいり、北山川にダムが建設されたのを契機に筏師もすっかり姿を消した。ダムの建設とともに道路も整備され、木材の運搬も水路から陸路に切り替わったためである。
昭和54年8月、この筏流しが観光筏下りとして復活して、現在に至っている。 |